日本には何百年もの歴史と豊かな文化があります。その一方、比較的新しく、歴史の浅いものもあります。特に、戦後に日本で誕生したものの多くは、これに当てはまります。こうしたものは、現代の大衆文化(ポップカルチャー)に含まれます。
現代日本の大衆文化(ポップカルチャー)とは何かを一言で説明するのは難しいです。しかし、現代日本の大衆文化(ポップカルチャー)としては、漫画、アニメーション、テレビゲーム、ファッションなどが挙げられます。前述の通り、この文化には戦後に誕生したものが多くありますが、漫画やアニメーションのように、戦前に誕生し、戦後に大きく発展したものもあります。また、日本の伝統文化と同様に、現代日本の大衆文化(ポップカルチャー)の中にも、日本社会に大きな影響を与え、現代の日本を形作ってきたものがあります。そのため、海外では、日本の伝統文化よりも現代の大衆文化(ポップカルチャー)を通じて日本を思い浮かべる人も少なくありません。
国内外に大きな影響を与えた現代の大衆文化(ポップカルチャー)の1つに、テレビゲームがあります。特に、任天堂株式会社は、テレビゲームの普及と人気の拡大に大きく貢献しました。1981年、任天堂は業務用ゲーム『ドンキーコング』を発売し、大ヒットさせました。更に、1983年7月15日には、家庭用ゲーム機『ファミリーコンピュータ(略称:ファミコン)』を発売しました。その後、任天堂は数々のヒット作を生み出し、テレビゲームの普及を促しました。1985年には、ファミリーコンピュータの北米向け仕様であるNES(ニンテンドー・エンターテインメント・システム)が北米で発売されました。その後、任天堂のゲーム機やゲームソフトは海外でも広く普及し、日本のテレビゲーム文化が世界に広まる一因でした。
世界的に大ヒットしている日本のテレビゲームといえば、「ポケットモンスター(略称:ポケモン)」が挙げられるでしょう。ポケットモンスターは、任天堂株式会社、株式会社クリーチャーズ、株式会社ゲームフリークの3社が関わる作品です。1996年2月にゲームとして誕生し、その後、トレーディングカードが発売され、テレビアニメーションも制作されました。ポケットモンスターは、ゲームやアニメーション、トレーディングカード、グッズなど、幅広い分野に展開しています。現在では、世界で最も売上規模の大きいメディア・フランチャイズとして知られています。現在もポケットモンスターの人気は続いていて、特にトレーディングカードは国内外で高い人気を誇ります。高値で取引されるカードもあれば、入手が難しい希少なカードもあります。
日本のアニメーション制作会社といえば、「スタジオジブリ」が最もよく知られているでしょう。宮崎駿や高畑勲らを中心に、数多くのアニメーション作品を制作してきました。『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』など、スタジオジブリは数々の名作を世に送り出しています。その作品は日本国内だけでなく、世界中で高い人気を誇っています。スタジオジブリは、日本のアニメーションの魅力を世界中に広め、多くの人々に伝えてきました。また、スタジオジブリの作品を通して、日本文化に興味を持つようになった外国人も大勢います。会社の規模はそれほど大きくありませんが、世界に大きな影響を与えてきた、日本が誇るアニメーション制作会社です。
前述の通り、現代日本の大衆文化(ポップカルチャー)には、様々なものがあります。日本の伝統文化と同様に、比較的新しいこの文化についてもある程度知ることは、日本がどのような国なのかを理解する上で大切です。以下の記事では、現代日本の大衆文化(ポップカルチャー)とは何かを詳しく紹介しています。また、現代の大衆文化(ポップカルチャー)に触れられる場所も紹介しています。この記事から多くの情報を得て、日本に関する研修や日本旅行の計画を立てる時に、是非活用してください。